カラブリアまつり! @ユキキーナお料理教室
2015年 06月 05日
カラブリアはブーツの形をしたイタリア半島のつま先の州です。昔、サッカーの中村俊介さん(←あってる?)がここのチームに所属してましたね。
まだまだフィレンツェなどにくらべると、認知度は低いエリア。 でもきれいな海岸があって、中部ヨーロッパの人が太陽を求めてバカンスを過ごす場所です。
カラブリア料理の特徴は『辛ーーい!』 です。特産の唐辛子をたくさん使いますよー。
保存法のひとつなんだって。
ひとくちに唐辛子と言っても形や辛さがいろいろあって、マンマたちはうまく使いこなしてその家の味を作っているそうです。
カラブリア人と結婚なさったYUMI さんが義マンマから直伝の味を教えてくださるって企画です。
普段、日本では食べられない食材がずらり。これをお目当てに遠方からの出席者もいらっしゃいました。。
まずはアンティパスト。前菜から盛りだくさん。
*茄子のスカピーチェ 米なすを拍子木切りにしてビネガーで酢漬けにします。
大量にあった茄子がぎゅっと絞ると一握りに。
さっぱりして美味しいー!
*アンドゥイア(唐辛子のペーストを練り込んだサラミ的な・・)と、トロペア(カラブリアの特産物赤玉ねぎ)のペーストをのせたクロスティーニ。
*トマトのフリッセレ 固ーいパンにジューシーなトマトのマリネをのせて。
裏山でとってきたフレッシュなオレガノを投入中。
*サルディチェッディ(ロサマリーナ・イワシの稚魚の唐辛子漬け)のブルスケッタ。
*熟成した水牛のチーズとイチジクジャム
*カラブリアのサラミ
もう!日本でこんな食材がテーブルに並んでるなんて奇跡です。
どれも美味しい~♪
思ったほど辛くありません。カラブリアでも辛いのが苦手な方やお子さんなどのために、辛くなく作って食卓でそれぞれ辛さを足すそうです。
*カラブリアのパスタはマッケローニ。
我々にとっての本日のメインイべント!
長い棒を使ってみんなでくるくる伸ばします。楽しいね。
YUMIさんのエプロンが可愛いのよー。
編み棒みたいな長い金属の棒を使って成型します。 なが~いマカロニですね。
唐辛子を自分で好きなだけハサミで切って、パプリカ粉もお好みでパスタにかけます。
もちもち~~。ソースが良くからんでおいしい~~。
*セコンドはブラチョーレ
赤身のお肉にパセリやチーズをくるくる巻いてトマトソースで煮込みます。
つんつん爪楊枝がイタリアっぽいね。
このソースをパスタソースとして使ったのですね。なんと、パプリカを大きいまま投入。だしが出るんだって。
*コントルノは豆と野菜の煮込みカラブリア風。
優しいお味~。マンマの優しさが心にしみます~~。
前菜からセコンドまでこのボリューム。素敵な企画をありがとうございました~・・・・・・と思ったら、ドルチェもあったのでした。
カラブリアでも北の方のお菓子、 モスタッチョーリ・カラブレージ
か・・・かたい・・・・・けど素朴なお味でおいしいです=。アイシングのレモンや生地のオレンジが効いてる!
ヴィンコットってお酒が入ってます。
赤いのはYUMIさんお住まいのカストロヴィッラリでとれるマリオッコって葡萄。
デザートワイン、パッシート・モスカートまでいただきました。 O(≧▽≦)O ワーイ♪
では改めて、
素晴らしい企画をありがとうございました。
YUMIさんはエネルギー一杯元気で、お可愛らしく素敵な方でした。
私は長く習ってたイタリア語の先生がカラブリア人だったので、とってもなじみがある土地なんです。
YUMIさんがアテンドして下さるなら安心!、行ってみたいな~。
◎そんなYUMIさんのHPはこちら。 カラブリアの休日
プーリアと組み合わせたりもできるんだって~。いいね。
◎ついでに、神戸三宮にあるイタリアンのオーナーはカラブリア人。
アール・ヴァレンチーノ。オーナー紹介が面白いわ。
◎ここに行った時の私のエントリーはこちらから。
金曜昼の部はプロの方が多く、私は見てるだけで美味しくいただいたのでした~~。
ありがとうございました~~~ o(*^▽^*)o~♪
by pompelmo-24 | 2015-06-05 21:36 | お料理教室・セミナー | Comments(4)
カラブリアの友人からも「ここまで地元のものが日本で食べれるなんてすごい!よくやった!」と言われます~!変わりに日本のレアなものをカラブリアで食べれる企画をしてくれ!と逆イベントも企画しなければです、、笑。
普段お世話になっている人に恩返ししなければ、ですね!
ブログ楽しみにしていますね!
これからもどんどんカラブリアの良さを発信してくださいね。