映画で イッタリアーノ!
2011年 03月 03日
東急本店近くの
(ここは水曜日でも女性割引が無くて1700円ですヨ。)
《トスカーナの贋作》
監督はイラン人のアッバス・キアロスタミ。
==ネタバレ注意。==
わざと何も読まず、全く予備知識なく行きました。
トスカーナの素敵な風景を大きな画面で見て、・・・♪
と思っていたのですが、始まってみるとちょっと様子がおかしい・・・。
女性は『ショコラ』でかっこいい店主を演じたジュリエット・ビノシュ。
男性はウィリアム・シメルという英国のバリトン歌手。
つ・ま・り
会話は英語とフランス語で進みます。 うっそ~ん (T-T )。。。。。
ではトスカーナの素敵な風景はというと、
場所はアレッツオやルチニャーノ。
トスカーナでも少しはずれた静かなかわいい街です。
素敵・・・な・・はずが・・・・
この監督の他の映画は知らないのですが、この映画では基本的に肩から上のショット。
話している人の顔のアップ。
景色はほとんど映りません。
景色どころか、話題の中心になる彫刻でも直接撮らず鏡ごし、
ルチニャーノの美術館にある幸せのシンボル、金細工のすばらしい「命の樹」なんか遠くに
ぼんやり見えるだけ。 は?・・・ ここ押すとこ ちゃうの??
どうも、そういう監督らしい・・・。
カフェでおばさんと話すシーンやレストランで2人が話してるシーンも順番にそれぞれの顔の
アップだけ。ルチニャーノのカフェやレストランがどんな風か見たいのに~~。 (T-T )
もちろんそういう撮影手法で、映画としては成立しているのですが
イタリア好きとしては なんだかなぁ~~ って感じ (T-T )。
カフェのおばさんや街の人はイタリア語で話しますヨ。
このおばさん、重要。
2人の恋愛物語とはぜんぜん違います。
このポスターにだまされちゃうね。^^
贋作の面白さを書いた作家と、ギャラリー経営の女性がドライブに出かけますが「贋作」についての考え方の違いで言い争いになります。
初めは喧嘩してるけどだんだん仲良しになって・・・いえいえ、、普通はそうでしょうけれど、ずっと喧嘩してましたね。 そして、なんだか結婚15年目の夫婦のような会話が始まって・・・・・。
イタリア語学習者が「面白そう・・・」と見に行くと、ちょっと思いとは違うかもね。
でもウィリアム・シメルっていう人が非常にかっこよかったので 楽しく見る事ができました♪♪♪
勝手に「イタリアを楽しみたい」と思ってたから肩すかしくらってがっかりしただけで、映画としては面白いですよ。夫婦のあり方を再確認する映画です。ちょっと混乱するけどね。
・・・・・・って 結局 『映画でイッタリアーノ』違うやん。 ほんまやね。とほほ。。。
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アンジーとジョニー・ディップの『ツーリスト』 も見なきゃね==。 ベネチアだって。
by pompelmo-24 | 2011-03-03 22:44 | 日々のこと | Comments(0)